お寺の掲示板

山門の横にある一心寺の掲示板。

お釈迦さま、親鸞聖人、高僧方、著名人のことばを通して仏さまのこころを味わいます。

仏教伝道協会主催「輝け!お寺の掲示板大賞」で2018年に「笑い飯哲夫賞」、2020年には「フリースタイルな僧侶たち賞」を受賞しました。

是非、ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和6年10月のことば 

遠くに見て理解するだけでは何にもならない。仏法を自らのものとして生きなければ意味をなさない


令和6年9月のことば 

 お寺の主は阿弥陀さま。いつでもいらっしゃる有難さ。


令和6年8月のことば

私が仏さまを供養するのではない。仏さまは迷っていない。迷える私を仏さまが導いてくださる。


令和6年7月のことば

忙しくしている時には考える余裕がないかもしれない。しかし、いつか人生の目的を考えなければ空しく過ぎさってしまうのではないでしょうか。


令和6年6月のことば

わからない大きすぎるご恩、私の周りにはそんなことがたくさんあるのではないでしょうか。


令和6年5月のことば

ペシャワール会の中村哲氏のことば。

あれが欲しい、これが欲しい。それはあなたにとって本当に必要なものでしょうか。たくさんのものを求めることによって苦しみが増していませんか。あなたにとって本当に必要なものは何ですか。


令和6年4月のことば

喜びは似たような経験で分かりあえるかもしれません。同じ悲しみはなく、ひとりひとりの物語があります。同感できないと分かった上で寄り添っていきたいものです。


 令和6年3月のことば

信仰というと特別なことのように思うかもしれませんが、誰もが求める、人間が本当に大切なことに気づかせてくれる道です。


 令和6年2月のことば

仏教は鏡に例えられます。その教えによって自分の姿が見えてきます。それが見えてこそ進べき道が見えてくるのでしょう。


令和6年1月のことば

明日があると思えば大事なことも後回し。明日がないと思えば刹那主義に。どちらに偏ってもダメでしょう。

明日死ぬかもしれないけれども、永く生きるかのように一日一日大事なことを学んでいきたい。


令和5年12月のことば

師走に年忘れ。嫌なことは忘れるに限るが、忘れてはならないものがある。それはご恩。


令和5年11月のことば

迷っていると何もできずに時間が過ぎ去っていく、空しい。

これと心を一つに定めて、人生を生き切っていきましょう。

令和5年10月のことば

「身も心もゆだねられる死の物語が必要」釈徹宗

 死を終わりではなく、これまでこれからと続いていくいのちの物語として受け取っていく。

そんな豊かな人生を宗教は育んでくれます。


令和5年9月のことば

死に関する情報は巷に溢れている。それをいくら見聞きしても死の問題は解決しない。私のこととして受け止めなければ。


令和5年8月のことば

つながりは大切というけれども、苛立ちがおきることもある。つながりがなければ苛立ちはおきないが感謝も生まれない。


令和5年7月のことば

好きな人と一緒にいたい。嫌いな人には会いたくない。でも、どちらも過ぎ去っていく。諸行無常。


 

令和5年6月のことば

「慈悲って私とあなたは一緒ですと考えること」笑い飯哲生

慈悲というと難しく考えてしまいがち。単純に、私とあなたは一緒と考えてみては。それだけで相手の思いに気づき、寄り添うことができるかもしれません。


令和5年5月のことば

「人間ひとりひとりの声 みなちがうのにおどろく」榎本栄一

教室に机を並べる子供たち。あれこれ比べてしまいがち。

みんな違う声、違う個性。みんな違ってみんないい。


令和5年4月のことば

新年度の始まり。何をすべきか悩むこともあるでしょう。

何のために生きているか、考えることができるだけでも幸せでしょう。


令和5年3月のことば

「過去が咲いている今 未来の蕾で一杯の今」

年度末。新たな転機を迎えている人もいることでしょう。

過去の種が今花となり、その花が実となりまた芽を出し、未来の蕾となる。


令和5年2月のことば

「憎い人などひとりもいない 憎いと思う私がいるだけ」

終わらない争い。私にとって憎い人も誰かにとっては愛しい人だと想像してみよう。


 

令和5年1月のことば

「世界中の人に共通する仕草の美しさそれは合掌の姿」

手を合わせれば、その手で悪事はできない。手を合わせれば自然と頭がさがるのはなぜでしょう。


令和4年12月のことば

「あなたが今、撒く種はやがて、あなたの未来となって現れる」夏目漱石

今が良ければそれでいいのでしょうか。今は未来につながっています。


令和4年11月のことば

「泣いている子を慰めるには 一緒に泣くに限る」金子大榮

何で泣いているのと聞くよりも、まず抱きしめて一緒に泣いてあげたい。


令和4年10月のことば

「馬は走る。花は咲く。人は書く。自分自身になりたいが為に」夏目漱石

自分がどういう存在かを知ることで本当の自分になれる。仏さまの光に照らされて自分自身が見えてくる。


令和4年9月のことば

(医師・細井順氏)

お釈迦さまは「大医王」と喩えられる。生老病死、諸行無常。その事実を引き受けて人生を良く生きることを教えます。


令和4年8月のことば

(松本人志氏)

誰かと比べて点数をつける必要はない。自分なりに全力でやりきることができればいい。

でもそれが難しい。


令和4年7月のことば

(豊島学由氏)

いくら賢くなっても争いはなくならないのではないか。みんなが自らの愚かさに気づくことが唯一平和への道。


令和4年6月のことば

(料理研究家・土井善晴氏)

「混ぜる」は、複数のものをミックスして別の何かを作り出すこと。「和える」は、それぞれの存在感を、美しいところを尊重させる。複数の食材の利他がたがいにはたらきあって、ひとつのおいしいものが生まれる。混ぜないように気をつけよう。


令和4年5月のことば

(正親含英氏)

自分中心のものの見方から離れて、世の有り様を正しく見ることができれば、頭が下がる世界が開かれてくる。


令和4年4月のことば

(榎本栄一氏)

人生は後戻りできない、一度だけ通る道。新年度の始まり、新たな出会いがかけがえのないものに思えてくる。後悔しないように。


令和4年3月のことば

『仏説無量寿経』

2月24日に始まったロシアのウクライナへの侵攻。現代にこれほどの戦争が起こるとは思いもよりませんでした。「仏さまの教えに導かれ、世の中は平和に治まり、武器を取って争うことはなくなる」。

それは理想だ、現実は甘くないと言われるかも知れませんが、理想を掲げてこそ、現実の歩みが始まるのではないでしょうか。対岸の火事ではなく、自分のこととして考えたいものです。


北京オリンピックのことば

(スピード・スケート 小平奈緒氏)

目標は成し遂げられなくても、自らのできることをやり遂げる。それが素晴らしい人生に繋がっていくのでしょう。


令和4年2月のことば

(正親含英氏)

ブタからの臓器移植が始まった。人のいのちが大切なのは言うまでもないが、動物も殺されれるために生まれたのではない。すべての動物が、植物が、ウィルスさえ、自然の営みとして生きていることを忘れないようにしたい。


令和4年1月のことば

年が明けたらおめでとうとご挨拶。毎朝、必ず私の目が開くとは限らない。だから、朝、目が開いた毎日おめでとう。仏教では真実に目が開くことを説く。そうなればもっとおめでたい。


令和3年12月のことば                                      

(所ジョージ氏)

過去に囚われて、未来を案じて苦しむ。今日だけを考えられたら、今の有難さを喜ぶことができるのでしょう。


令和3年11月のことば

(所ジョージ氏)

経験することが楽しいと人生は楽しい。いつも何でも楽しんでいる所さんの姿勢に学ばされる。生きるも死ぬも経験、生死一如。


令和3年10月のことば

(長尾正瑛氏)

東京オリンピック閉幕。金メダルは1人しか取れないけど、みんなの輝きは1等賞です。


令和3年9月のことば

私のことを思ってくださっている存在があると感じることができれば、いつでもどこでもひとりでも空しくはない。その存在を仏さまと呼ぶのかもしれません。


令和3年8月のことば

さとられた仏さまからすれば、私は心配な存在。心配してくれる方がいるのは有難い。仏さまの声を聞こう。


令和3年7月のことば

 


令和3年6月のことば

嬉しかったこと、悲しかったこと、後悔していること。その経験から学び、これからの行動の原動力となる。これまでの私はすべて今の私の肥やし。


令和3年5月のことば

パナソニックのCMから

新型コロナ感染拡大により、三密を避け、人と人との距離が変わった。しかし、思いは変えない、変わらない。安心を与える存在でありたい。


令和3年4月のことば

毎年、散っては咲く桜。諸行無常と見えますが、はかりしれないいのちの力を感じさせてくれる。


令和3年3月のことば

(熊谷晋一郎氏)

新型コロナの影響で肉体的、精神的、経済的に厳しい状況に陥っている方もおられることでしょう。すべては自己責任、自立しなければいけない、人を頼ってはいけないと考える方も多いようです。しかし、自立とは状況(自らの立ち位置)がしっかりとわかるということではないでしょうか。誰もが支えられ、誰かを支えているのです。苦しい時は気兼ねなく周りの方を頼りましょう。

苦しみを分かち合ってくださる方がいるだけで希望になります。自分が苦しい時は誰かに頼る、頼られたら寄り添う、ということを自然にできるようになれば、世の中、明るくなるような気がします。


令和3年2月のことば

プロレスラー・アントニオ猪木氏の引退時のことば、「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」。

これは石川県の浄土真宗僧侶・清沢(暁烏)哲夫氏の詩「道」が元であると言われています。不安な道を行くのを励ましてくれる人、行く先で迎えてくれる人がいることがどれほど心強いか。お念仏の道では、お釈迦さまと阿弥陀さまです。


令和3年1月のことば

「世のなか安穏なれ仏法ひろまれ」 親鸞聖人

コロナ禍の終息はもちろんのこと、仏法によって心が休まればと思うことです。


輝け!お寺の掲示板大賞2020 フリースタイルな僧侶たち賞 受賞!

芦田愛菜さんの言葉を元に造語した「信じるとはそのままを受け入れられる自分がいること」が、1600もの応募作の中からフリースタイルな僧侶たち賞を受賞しました。

2018年「君たちがいて僕がいる」で受賞しましたが、それは吉本興業のチャーリー浜さんのお笑いの台詞そのままでした。

今回は芦田愛菜さんの言葉をもとにしていますが、硬い内容の言葉を理解して取り上げていただけたということで、嬉しさもひとしおです。

これを励みに一層分かりやすく、素晴らしい仏さまの教えの言葉を届けられるように精進したいと思います。


令和2年12月のことば

「朝に礼拝 昼に汗 夜は感謝」



令和2年10月のことば


令和2年9月のことば

ドラマ「半沢直樹」の新シリーズが始まりました。主人公が業界内で正義を貫く痛快なドラマですが、その決め台詞が「やられたらやり返す倍返しだ」です。仏教では「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない」として怨みの連鎖を断ち切らねばしあわせにはなれないと説きます。うらみに囚われるのではなく、返せないほどの恩を受けていることに目を向けていく、そのほうがしあわせにつながるのではないでしょうか。


令和2年8月のことば

「汗流る強き陽射しをうらめしもその陽ありてぞ影のうまるる」


令和2年7月のことば

「暑き夏 常は忘れし 影の中 その涼しさに ああ、おかげさま」


令和2年6月のことば

新型コロナの不安は色々あるでしょうが、一番は未知であるということでしょう。薬・ワクチンもなく、後遺症もわからない。私たちは未知のものには不安・恐怖を感じざるを得ません。

生まれ年老いて病になり死んでいく、そもそも人生は未知のものです。しかし、父母、多くの人がお念仏を称えながら先に人生を歩み、お浄土に往かれました。残された私たちが未知を恐れず、安心して人生を歩めるようにと願いつつ。合掌


令和2年5月のことば

新型コロナの報道、感染者?万人、死者?百人。これは数字ではありません。そのすべての人がかけがえのない人生を生きています。そのことに思いを致し、手を合わせ、1日1日を大切に生きていきたいものです。


令和2年4月のことば

仏教で説くさとり、それはこの世界の真実であり、私の真実です。


令和2年3月のことば

ドラマ「僕らは奇跡でできている」の台詞、「僕はみなさんでできているってことです。今まで出会った人、もの、自然、景色、生き物、全部でできています」、まさに仏教の世界観。


令和2年2月のことば

「春咲く花は冷たい雪の下でも育っている」


令和2年1月のことば

「みほとけの 教へまもりてすくすくと 生い育つべき子らに幸あれ」 昭和天皇


輝け!お寺の掲示板大賞2018 笑い飯哲夫賞!

受賞作は「君たちがいて僕がいる」(チャーリー浜)

哲夫さんの講評「子供の頃から好きなギャグでしたがよくみると深い。一人で生きているんじゃないという、慈悲を感じる言葉ですね」。

仏さまの教えが広まって、みんなが喜びと安心の中で人生を送れますよう。


令和元年12月のことば

はや師走。黄色い銀杏の葉も散り始めています。

走ってばかりいると周りが見えません。いくら忙しくても心にゆとりをもって一瞬を、きちんと周りを見ながらゆっくり過ごしたいものです。


令和元年11月のことば

「去年があっての今年 昨日があっての今日 これまでがあっての私」


令和元年10月のことば

「生きてるだけで丸儲け」(明石家さんま)


令和元年9月のことば


令和元年8月のことば

「君たちがいて僕がいる」(チャーリー浜)


令和元年7月のことば

私もこのセミのように何かにとらわれて身動きが取れなくなっていないかな…


令和元年6月のことば

(佐々木安徳氏) 無いものねだり、欲しいものが手に入らないからといって悩み苦しみを重ねないように。


令和元年5月のことば

心の畑に素晴らしい作物を育てたいものです。それは難しく、うちも雑草だらけです。しかし、雑草もひとつのいのち。


平成31年4月のことば

桜が咲いたら喜んで花見、それまでは見向きもしない。桜は誰も見ていない時もただひらすら生きている。


平成31年3月のことば

人は過去にとらわれやすい。変えられない過去よりも、これからに目を向けて今をどういきるか。


平成31年2月のことば

滅多に降らない雪。美しい白い世界を眺めつつ思い出す言葉。この辺の雪は道を忘れるほど降ることはありませんが…


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成31年1月のことば

過去、現在、未来、それはつながっている。今日の、一日の積み重ねがすべて。